江戸遺跡研究会編 『江戸築城と伊豆石』

• ISBN 978-4-642-03469-2
• 2015年4月刊行
• 本体価格6,000円
• A5判・上製・カバー装・274頁

開府以来、都市化が進む江戸は大量の石材を必要とし、相模西部や伊豆半島の石丁場から調達した。江戸城の石垣や城下の建設に用いられた「伊豆石」と呼ばれる石材に光を当て、山々からどのようにして切り出され、江戸まで運ばれたのかなどを追究。今なお当時の姿を残す石丁場遺跡や石材に残る刻印から、江戸城普請に関わった人びとの姿にも迫る。