Zoom利用によるリアルタイム・オンライン開催 ※会員限定の完全事前申し込み制

第34回 江戸遺跡研究会大会 「江戸時代人の口」

【開催趣旨】
【大会日程】
2022年1月29日(土)12:30〜17:00
12:30〜13:00Zoom開室・待機
13:00〜13:05事務局連絡(Zoomの使用についての説明)
13:05〜13:15開会挨拶(代表 古泉 弘)
13:15〜13:30趣旨説明・基調報告 小川 望(小平市教育委員会)
13:30〜14:40講演 大野 粛英(歯の博物館)「房ようじ・歯ブラシ・歯磨き粉」
◆セッション1 【口腔衛生・口腔医療】
14:40〜15:20水本 和美(東京藝術大学)「義歯ほか、身体にまつわる事例紹介」(仮)
15:20〜15:40休憩
15:40〜16:40谷畑 美帆(明治大学)「江戸時代の人々の口腔」(仮)
16:40〜16:55質疑応答
16:55〜17:00事務局連絡 ※懇親会はございません。
2022年1月30日(日)10:00〜16:45
10:00〜10:15Zoom開室・待機
10:15〜10:20事務局連絡(Zoomの使用についての説明)
10:20〜11:30吉村 風(国立国会図書館)「歯にかかわる民俗」
◆セッション2 【よそおい】
11:30〜12:30井上 美奈子(紅ミュージアム)「京阪、江戸における化粧紅の品名(商標)の相違」
12:30〜13:30昼食休憩
13:30〜14:30渡辺 美知代((株)ポーラ・オルビスホールディングス ポーラ文化研究所)「江戸時代の化粧道具―お歯黒と髪結い」
14:30〜15:10村山 卓((公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団)「紅−浅草の紅屋諫蔵−」
15:10〜15:25休憩
15:25〜15:40質疑応答
◆論点整理とディスカッション
15:40〜16:40  「江戸時代人の口−研究の今後と可能性−」
・コメント1 土岐 耕司(国際文化財株式会社)「入れ歯についてのコメント」(仮)
・コメント2 鈴木 裕子(イビソク)「大名屋敷出土の化粧道具−一括資料を中心に−」
ほか、質疑等を予定。
16:40〜16:45閉会挨拶・解散
※遠隔操作でのPowerPoint画面の使用のため、大会進捗に応じて前後する場合もありますので、参加者の皆様には各開始予定時刻は幅のあるものとご理解ください。
※今大会では、懇親会につきまして、実施を見合わせることとなりました。

第34回 江戸遺跡研究会大会 「江戸時代人の口」のご案内

平素より江戸遺跡研究会の活動に対して格別のご理解をいただき、誠にありがとうございます。
さて、本年度大会につきましては世話人会で協議を重ね、新型コロナウイルス感染症対策のため、昨年度と同様Zoom利用のオンライン方式で開催することにしました。対面での開催叶わず残念なところもございますが、オンライン方式については、このような状況下においても研究情報の発信や交換に一定の成果を確保できると考えます。皆様の情報交流の場として、ぜひ、今年も江戸遺跡研究会の大会にオンラインの場で、ご参集ください。

【開催趣旨】

口は、飲食や呼吸、会話など人間の生命や生活になくてはならない器官である。  江戸の遺跡から出土するものの中には、この口にかかわるものがいくつも散見される。  第34回の江戸遺跡研究会大会は、「江戸時代人の口」をテーマとして、2つのセッションに分けて実施する。 セッション1の「口腔衛生・口腔医療」は、主に歯が対象となる。歯は食事の際の咀嚼や、会話の際の調音に重要な役割を果たすだけでなく、容貌にもかかわるもので、遺物にはその維持を目的としたものや欠損した場合の補填や代替品にかかわるものが見られる。また歯にかかわる民俗の多くは代替治療としての側面をもつものと言える。 セッション2の「よそおい」は、主に歯や唇の表面に色を添えたり、口のまわりの髭を除いたり整えたりする形で行われるもので、これに用いられる材料や器具が遺物や絵画等に見られる。

  • 問合せ:東京大学埋蔵文化財調査室  03-5452-5103(堀内・成瀬・小川)
     ※お問い合わせの際、番号のかけ間違いのないようお願いいたします。

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