HOME 関連書籍紹介

江戸遺跡研究会編 2009 『災害と江戸時代』吉川弘文館

 A5判・上製・カバー装、232頁、税込5,880円、ISBN978-4-642-03434-0

 近世遺跡を発掘すると、地震・火事・洪水などの痕跡が数多く検出され、地域史の復原に重要な役割を果たしている。
 全国の発掘事例から近世都市遺跡の形成と災害との深いつながりを再発見。近世考古学に一石を投じる書。

内容
  1. 近世の災害と考古学 古泉弘 
  2. 遺跡に見られる災害の痕跡 小林謙一
  3. 中近世都市堺における都市災害 森村健一
  4. 東京都心部所在の地震跡 池田悦夫
  5. 火山災害で埋没した中村遺跡 大塚昌彦
  6. 京都・鴨川の洪水考古論 笹嶋貞夫
  7. 自然災害と考古学 古谷尊彦
  8. 災害史における時間認識と空間認識 新田太郎・北原糸子
  9. 江戸時代と地震 寒川旭
  10. 天明三年浅間山大噴火時の被災村落の復興過程 渡辺尚志

HOME